ダイヤモンド買取されたダイヤは、その後どうなるのでしょう。
ダイヤモンド買取をしてもらった店舗により、その後のダイヤの運命はさまざまです。
買取店が店舗販売をしているところなら、店頭で販売されるケースが多いでしょう。
店頭で販売されるダイヤモンドは、宝飾店や百貨店、路面店などの小売価格の半額程度の値段で販売するのが一般的といいます。
つまりダイヤモンドを買う際、中古品であることが気にならないなら、こういった店舗で買い物をすれば、市場価格の半額で買うことができるというわけです。
ダイヤモンドは時価で、古さだけで価格が割れるということは少ないのですから、状態の良いものを選べば、後は石そのものの価値です。
半額で買えるなら、良い買い物ともいえるでしょう。
また、最近では業者のオークションで、インドや中国へバイヤーを通じて輸出されていくことも増えています。
世界の裕福層であるインドや中国のお金持ちは、特にカラット数の大きな、大き目の石を好む傾向があるといいます。
ダイヤモンド買取の場合、多くは買取業者がダイヤモンド卸の業者へと売却します。
売却されたダイヤは、石の部分と枠の部分に分けられます。
ダイヤモンドの石は、市場に再還流するのです。
枠の金やプラチナは、溶かして精錬することで不純物が省かれ、別の製品へと加工されていきます。
製品として加工されたダイヤは、新しい商品に生まれ変わって、また小売店で販売されるというわけです。
ダイヤも金もプラチナも、このように半永久的に市場を流通します。
手元に眠っているダイヤがあるならば、こうやってダイヤモンド買取の手続きを踏むことで、ダイヤに新たな命を吹き込むことができるのです。